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原田 秀郎; 古高 和禎
JAERI-Conf 2000-005, p.44 - 48, 2000/03
新しい光核反応断面積測定法である高分解能・高エネルギー光子スペクトロメータとレーザ逆コンプトン光を用いた超高分解能透過線分光法を開発した。この結果、これまで18O核種の巨大共鳴領域に報告されていた4本の共鳴状態が約9本の微細構造共鳴状態に分離された。また、C核種の光核反応微細構造ピークの測定から本手法のエネルギー分解能がこれまでの世界記録よりも20倍高いことが実証された。本資料は、本技術開発のレビューを核データ研究会招待講演にて発表した内容の報文である。また、本研究は、先進リサイクル研究開発の枠組みの中で核変換技術開発のために必要となる核断面積を測定するために実施されているものである。
中村 詔司; 原田 秀郎; 加藤 敏郎
JAERI-Conf 2000-005, p.20 - 25, 2000/03
原子炉中性子による消滅処理のために長寿命核分裂生成核種(FP)の正確な熱中性子吸収断面積(0)及び共鳴積分(I0)が必要である。核廃棄物処理において、重要なFPとして29核種が考えられている。その中の5種類、137Cs、135Cs、90Sr、99Tc、129Iについて、熱中性子吸収断面積及び共鳴積分を放射化法にて測定した。また、133Csや127Iのような重要FP核種近傍の安定核種についても併せて断面積を測定した。その理由は、これらの核種は中性子照射の際、中性子を吸収してしまい、中性子の効率的な利用に影響を与えてしまうからである。JNCにおけるこれらのFP核種の中性子断面積測定の実験研究を総括するとともに、得られた結果の報告を行っている。